About

三歩 books and baked

“三歩”は、わたしたちの日常の中に潜む多様なものこと・感覚を抽出、編集し、パン、菓子、本、それらを通した対話を媒介に提案することで、より良く「生きる」ことを探求するブランドです。
“三歩”のパンや菓子の特徴は、副材料をほとんど使わず、粉、バター、砂糖、卵、水や牛乳、酵母といった基礎的で安心な材料のみで作ること。同じ素材を使っても、その状態、温度、混ぜる順番、組み合わせで全く違うものが出来上がり、それぞれの美味しさがあります。小さな差かもしれないけれど、その豊かさに気づくことは、食べる(=生きる)ことを根底から捉え直すことだと思っています。
ある本や言葉との出会いにより、価値観が変わる体験をした方も多いのではないでしょうか?ズーンと身体を直撃する言葉は、世界の見え方そのものをひっくり返すことがあるし、言葉にならないことを感じ探るのも、また言葉によってです。そして、それは他者との出会いにおいても同様のことが言えるはず。”三歩”は、個人それぞれの小さな価値転覆を目論みながら、本を紹介し、対話が生まれる場作りをします。
パン、菓子、本、そして対話。
バラバラなことに見えますが、すべて繋がっていると感じます。それは、なんの役にも立たない、無意味なことのように思える”散歩”を肯定する態度であり、その態度はだれかの「生きる」ことの想像力を広げる可能性を秘めています。目的地はなくて良いし、それぞれのペースで良い。それでも続いていく日々を、時には立ち止まりつつ、ふらふらと歩き始めるキッカケになれればとても嬉しいです。

KANJI OKUOKA

三歩 books and baked 主催
ディレクター・プランナー

 

1992年三重県出身 2016年京都大学大学院工学研究科修了
沖縄県竹富島にてホテル運営会社勤務を経て、岐阜の民間まちづくり会社に入社。
マーケティング的な感性と論理的なプランニングを駆使した官民連携まちづくりについて現場で学ぶ。各種事業立ち上げ、企画運営を担当した後、2018年に喫茶 / 洋菓子 / ギャラリー『サロン・ド マルイチ』立ち上げ。経営、調理、サービス、菓子製造、展覧会の企画までを一貫して担う。
2022年より京都 亀岡に拠点を移し、かめおか・霧の芸術祭 プログラムディレクターとして働く傍ら、「三歩 books and baked」立ち上げ。